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成績低迷高校生・高卒生の東京大学「一発逆転合格法」2

挫折やあきらめの最大の原因

いままでに、あなたは「よしやるぞ」と決めて頑張ったけど、すぐにあきらめたり意欲や気力が失せたり結果として挫折した経験はありませんか。ありますよね。一度や二度の挫折なんかは誰でもが経験していることですから。

挫折やあきらめ、その最大の原因が借金(前頁からのつづき)にあったのです。借金に気づいていないから挫折し、結局あきらめてしまったのです。
(しかもとっても高い借金の金利が加わる場合があるから要注意です)

挫折やあきらめは、一度あきらめたとしても、やり直し最後までやり通せば、挫折やあきらめたことにはならないことをここで理解して欲しいのです。

日本最大の家電企業の創設者であり、大富豪で経営の神様と言われたた松下幸之助さんは「自分は一度も失敗したことがない」というような事を書籍等で語っていたことを思い出します。

なぜ「失敗したことがない」と言うのでしょうか?

失敗したことがない人なんかいないとあなたは思うでしょう。
なぜなら松下幸之助さんは、一度や二度の小さな失敗であっても、成功するまで最後までやり続けてきたから失敗はない、失敗したことにならないと言っているのです。最後には成就、成功し完了、勝利するのです。
ですからあなたもやり続けてください。

「失敗は成功のもと」ということばもあります。
一度や二度の挫折なんか関係ありません。挫折が多いほど得るもの(東大合格)は大きくなるものである。成功してください。勝利してください。

一発逆転の提案

そこで、一発逆転の提案になるのですが、一発逆転のためには「急がば回れ」の精神で行くべきです。

矛盾した言い方ではありますが、正規のカリキュラムである一般的な高校の教科書にたち帰り、きちんと1から勉強し直すことです。

現在の学年の内容が理解できなければ1つ前の学年、それでも難しい場合はさらに1つ前の学年の内容に取り組んでください。
(場合によっては中学生の範囲にもたち帰るべきです)

学年を遡(さかのぼ)るこの方法に直面して困惑もあると思います。焦燥感もあると思いますが決してあせってはいけません。あせらず着実に基礎を再構築していくことです。東大合格への道はひらけます。遠回りと思っても、それが実は一番の近道なのです。

また「昔とった杵柄(きねづか)」という言葉を思い出してください。

あなたは、高校進学が決まった時、本当に勉強をたくさんしなかったですか?
ある意味で勉強においては勝者でなかったですか?
成功者ではなかったですか?
高校に合格したとわかった時あなたは輝いていなかったですか?
高校進学が決まった時ホッとしませんでしたか?

是非これらのことを思い出してください。

あのときの成功法則の理解と成功パターンはあなたの中にもう既にあるのだ。もしかしたらあなたの中では、記憶の物置の奥にしまってしまったものなら、いますぐにでも、その奥から出してきて、かぶっているほこりを払ってから始めてください。あなたならできるはずですから。

 


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